九八年十一月くらいから、女性誌の表紙には“本年度ベストコスメ発表!”みたいな物々しい文字がたくさん踊っている。そもそも、その年に登場した化粧品の中で優秀だったものに賞をあげるという“催し”はフランスが本場。古くはコティ賞、今もっとも権威ある化粧品賞と言われるマリークレール賞(プリーディクレランマ)などは日本にも知れわたっているが、今では、ヨーロッパのいろんな国のいろんな雑誌が化粧品賞を設けており、果ては“化粧品成分”そのものや、“化粧品の開発技術”そのものに授けられる研究分野の賞などもあって、化粧品界は今、怒濤の化粧品賞ばやりなのである。なぜ今このように化粧品賞が増えているのかと言えば、化粧品も情報もあまりに多く、それこそ賞でも設けて順位づけしないと、結局のところどれが良いのか、私たちにも整理かつかない状態だから。でも賞自体もそろそろ淘汰されないともっと倍加がつかない状態になるのかも。とは言えアンケート用紙を目の前にすると、一応身が引き締まる。いつもよりだいぶ緊張し冷静にもなって、一年をゆっくりと振り返る。なじみが良かった、効果があったというレベルではなく、今の化粧品の大きな流れの中で、ともかくエポックメイキングであり、内容も伴っているものをさがす。それは同時に、今年、化粧品はどう進化したのかという推移を、選ぶ化粧品に語らせるかなりマジな作業でもあるのだ。
(参考サイトのご紹介)
Anti Aging Alliance(アンチエイジングアライアンス)宣言
http://www.pola.co.jp/company/AAA/index.html
ポーラのエイジングケア
http://www.pola.co.jp/agingcare/