昔は肝油だとかビタミンAも目を良くするといわれていました。もちろん、補酵素としてビタミンAというのも必要です。ところがDHAは、いろいろな伝達を良くするという意味では、基本的には同じですが、もっと物理化学的な性質によって細胞の機能を向上させるということを説明できます。それは東京都老人総合研究所の先生の研究で明らかにされつつあります。先生は去年の秋に大日本水産会主催のシンポジウムで、可塑性という言葉を使っています。可塑性というのは粘土のように形が変わるという意味です。そして、「脳には鍛えれば、それなりに鍛えられる性質かおる」といっています。たとえばスポーツをすればするほど上達しますし、学習することで知識や経験、判断力が豊かになります。幼児、子供ばかりでなく、成人や老人になっても細胞を活性化できるということなのです。つまり脳の可塑性ということです。ところで、脳の神経細胞というのはつながっていません。必ず隙間があります。そして、ある神経伝達物質があって、放出されて別のシナプスに移ります。これがアセチルコリンという物質です。つまり、神経細胞がつながっていないのにもかかわらず、神経にどんどん信号が伝わっていくためにアセチルコリンがあって、細胞(前シナプス)から細胞(後シナプス)に受け渡されています。
[参考情報]
DHA|サントリーウエルネスオンライン
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
> DHA & EPAの成分